週末見たい展覧会5選。今週はフィリップ・パレーノ、水戸部七絵の個展、資生堂の広告・デザイン展など。【2024年6月第3週】
週末見たい展覧会5選。今週はフィリップ・パレーノ、水戸部七絵の個展、資生堂の広告・デザイン展など。【2024年6月第3週】
週末に訪れたい展覧会を、TAB編集部がピックアップ。気になる展覧会はウェブ版でのログインやTABアプリでブックマークがおすすめ。アプリでは、開幕と閉幕間近をプッシュ通知でお知らせします。
【神奈川】「フィリップ・パレーノ:この場所、あの空」(ポーラ美術館)
フィリップ・パレーノは現代のフランスを代表するアーティストのひとりであり、映像、彫刻、サウンド、オブジェ、テキストやドローイングなどを通して、現実/フィクション/仮想の境界や、実物と人工物との間に生じる奇妙なずれに意識を向けてきた。本展では、彼の代表作である映像作品《マリリン》をはじめ、ドローイングから立体、映像、大規模なインスタレーションまで、幅広い実践が多面的に紹介される。 会場:ポーラ美術館 会期:6月8日~12月1日
【東京】「People Have The Power」(DIESEL ART GALLERY)
ロックスターやポップアイコンをモチーフに描く、アーティストの水戸部七絵による人気シリーズの第5弾が渋谷のDIESEL ART GALLERYに登場。闘いや情熱を表す赤色で彩られた空間に展示される絵画・彫刻作品は、個々の人々が持つ力や、集団としての力、アートや音楽が社会変革に果たす役割などについて、鑑賞者に深い思考をうながす。TABではアーティストへのインタビューも公開中。こちらも展覧会の前後にぜひチェックしてみて欲しい。 会場:DIESEL ART GALLERY 会期:5月18日~7月3日
【東京】丹羽良徳 「ワークインプログレス:地球の裏側で戦争を終わらせる」(Satoko Oe Contemporary)
パフォーマンスと記録映像を領域横断するアーティストの丹羽良徳の個展がSatoko Oe Contemporaryで開催中。現在制作中のソーシャルプラクティス《地球の裏側で戦争を終わらせる》(2013~)の指示書として作られたコラージュドローイングや、ウィーンで制作した新作・近作のドローイング、フィリピンのマニラのゴミ埋め立て場を舞台とした映像作品《ゴミの山の命名権を販売する》(2014)が展示されている。 会場:Satoko Oe Contemporary 会期:5月28日~6月22日