拉致問題の解決「早紀江さんが元気なうちに」 支援者が国会前で訴え
北朝鮮に拉致された被害者の家族を支援する市民グループ「あさがおの会」が18日、東京都千代田区の国会周辺で行進し、拉致問題の早期解決を訴えた。 【写真】横断幕を掲げて拉致問題の早期解決を訴える「あさがおの会」のメンバーたち=2024年6月18日、東京都千代田区、渡辺洋介撮影 同会は横田めぐみさんの母、早紀江さん(88)が暮らすマンションの住民らがメンバー。拉致被害者の早期帰国を無言で訴える「沈黙の行進」を2015年から行っており、今回は4年ぶりに実施。会員6人は、「めぐみを助けてください」と書かれた縦1メートル、横6.2メートルの横断幕を掲げながら歩いた。 同会代表の森聡美さん(62)は「首相、国会議員が動かないと解決しない。早紀江さんが元気なうちに、めぐみさんと会わせて下さい」と話した。(渡辺洋介)
朝日新聞社