張本智和、戸上隼輔がグループリーグ突破で本戦へ<卓球・ITTF男女ワールドカップマカオ2024>
<卓球・ITTF男女ワールドカップマカオ2024 日程:2024年4月15~21日 場所:マカオ(中国)> 17日、WTT男女ワールドカップマカオ2024は大会3日目を向かえ、男女シングルスグループリーグの第3戦が行われた。 今大会のステージ1のグループリーグは、勝敗に関係なく必ず4ゲームを行い、3人での得失ゲーム数、得失ポイント数で勝敗が決められ、1位のみがステージ2の決勝トーナメントに進むことができるというシステムで行われた。 今大会の男子シングルスには、戸上隼輔(井村屋グループ)、張本智和(智和企画)、松島輝空(木下グループ)が出場。戸上は第3戦で世界ランキング10位の邱党(キュウダン・ドイツ)と対戦。1ゲームずつ取り合う展開になるも、デュースとなった第3ゲームの競り合いを制し、2ゲームを先取。 そのままの勢いで第4ゲームをラブゲームで取り、ゲームカウント3-1で戸上が勝利。グループリーグ2戦とも勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めた。 張本はジョナサン・グロート(デンマーク)と対戦。張本、グロートともに第1戦をゲームカウント3-1で勝利しており、グループリーグ通過は2人の直接対決の結果に委ねられることになる。試合は、張本がグロートに2ゲームを先取され後がない状況となるも、そこから張本が意地を見せて2ゲームを取り返し、ゲームカウント2-2で試合終了。 その結果、総得失ポイント数ではグロートが上回ったものの、張本とグロートの試合の総獲得ポイント数では張本がグロートをわずかに上回っていたため、張本のグループリーグ通過が決まった。 松島輝は台湾のエース・林昀儒(リンユンジュ・チャイニーズタイペイ)と対戦。接戦となった第1ゲームをデュースで落とし、そのままゲームを連取される苦しい展開となり、ゲーム4-0で林が勝利。松島はグループリーグ敗退となった。 18日には、男女シングルストーナメント1回戦が行われる。