年収は嘘つかない!? 理系の高い就職率を誇る岡山理科大学にてランパンプスが徹底取材!
寺内:まあでも大切ですからね。 小林:岡山理科大って理系のこと以外を学べるんですか? 赤木:文系で言うと教育学部や経営学部があります。リーダーや人間性を養成するような教育プログラムなどがあります。あとは博物館関係の資格が取れるような授業もありますね。 小林:子供の頃から恐竜が大好きで入学される方もいらっしゃるんですか? 赤木:いますよ。 小林:それが生物地球学部に行くって考えるとロマンですね! 赤木:どの学部に行っても、研究の「過程」を必ず辿ります。それが問題解決能力の育成に繋がるんです。その結果、例えば、恐竜の学部にきて、結果、恐竜関係の仕事に就けなくても、違う分野で活かすことができるんです。良いところに就職するために、どういう能力が必要かというと、問題に直面して、その原因が何かというのを見つける能力と、その問題を解決する能力で、その両方を育成することが重要なんです。
寺内:ノウハウがちゃんと身に付いてるんですね。ちなみに修士とか博士に進む人も多いですか? 赤木:学部・学科によって違いますが、私の研究室では半分ぐらいは行きますよ。 小林:どんな学生さんに来て欲しいですか? 赤木:夢を持ってきてほしいです。やっぱり「好きだ」や「こういうの面白いな」と思って「これ、どうなんだろう?」ってワクワクしながら、来てくれる学生の方が伸びるんですよ。ただ、私個人としては岡山理科大学に来たら「絶対にこの分野好きにさせてやるよ」っていう思いはありますよ(笑)。 小林:めっちゃ男前じゃん(笑)! 「来いよ、好きにさせてやんぜ!」だって! 赤木:例えば、情報理工学部では一年生、二年生、三年生でロボコン(ロボットコンテスト)をするんです。ロボコンで負けるとやっぱり悔しくて泣くんです。けれど、そのおかげで伸びるんですよ。その後、JAXAの研究員になった学生もいます。おそらく四年制大学を卒業して研究員になったのは彼だけです。