【MotoGP】「アコスタは最初から競争力があるだろう」チームメイトのフェルナンデス、大型ルーキー相手に上回れるか
MotoGPクラスに2024年から昇格するペドロ・アコスタ(GASGAS)について、チームメイトのアウグスト・フェルナンデスは最初から競争力を発揮してくると予想を語った。 【ギャラリー】GASGAS、2024年はカラーリングが変更! 2024年のMotoGPで唯一のルーキーとなるアコスタ。彼は2021年にMoto3でルーキーながらタイトルを獲得し、その2年後にはMoto2クラスも制覇。Moto3参戦からわずか3年でMotoGPの最高峰クラスまで駆け上がってきた大きく注目を集めている若手ライダーだ。 フェルナンデスは昨年、そのアコスタにシートを奪われる可能性もあった。最終的にはポル・エスパルガロが身を引くこととなり、MotoGP参戦2年目を迎えているわけだが、彼は今後のキャリアのためにもアコスタを上回っていくことなどが求められることになる。 「肉体的には準備万端だし、マレーシアでの3日間のテストを楽しみにしている」と語るフェルナンデス。彼は新チームメイトのパフォーマンスについて、最初から競争力があるだろうと予想を続けて語った。 「ペドロはかなり良さそうだったよ。このバイク(KTM・RC16)にとても上手く適応していて、様々なことを理解していた。そうなるだろうとは思っていたけどね」 「彼は(シェイクダウンテストで)さらに3日間走れるけど、運良くホンダとヤマハのライダーと走れれば、彼もコース上でのレベルを確認できるだろう」 「彼は準備ができているよ。先頭を争うのは時間の問題だ。そこは僕にとっても自分のレベルを上げていく上で役に立つし、学びを得られると思う。それこそMoto2時代のようにね」 「ペドロと僕は互いのことを知っているし、仕事の仕方やライディングについても分かっている。もちろん、チームメイトは最初に倒すべき相手だよ。それが僕らのレベルを上げていくことになる。様子を見ることになるけど、最初から競争力があるだろうね」
Rubén Carballo Rosa