即興デジタルアートの世界王者誕生 大阪で初の世界大会
壮大なビジョン「アーティストたちを大阪から世界へ」
主催するピーエイアイエヌティは「アーティストたちを大阪から世界へ」という壮大なビジョンを掲げる。同社は長らく大阪のアーティストをサポートしてきたが、大阪にはすぐれたアーティストたちが大勢いるにもかかわらず、実力をアピールできるアートのイベントが少ないことに気付き、打開策を探り出す。 同社取締役クリエイティブ責任者のイタミヤダイスケさんは「アーティストの表現活動の一環として、1対1で戦うバトル方式があってもいいのではないかと考えた。勝利に向けて全力を尽くすプロセスを公開することで、アーティストのすごさを知ってもらえればと、リミッツ開催に踏み切った」と振り返る。次の目標は何か。 「大阪城ホールやさいたまスーパーアリーナなどで大きな大会を実現したい。大都市ばかりではなく地方都市でも開催し、地域の有望なアーティストを発掘していく。将来的にはオリンピック競技のように、20分クラス、40分クラスと時間別に分けたり、チームのメンバーが作品を受け継いで作り上げていくリレー方式など、多様なバリエーションでアーティストの可能性を引き出し表現できる競技方法を構築したい」(イタミヤさん) 大阪生まれのデジタルアートバトル。大阪らしくにぎやかに鮮やかにアートの世界を染め上げていく。詳しくはリミッツデジタルアートバトルの公式サイトで。 (文責・岡村雅之/関西ライター名鑑)