18歳の“史上最年少ルーキー”Juju「良い部分を生かしきれなかった」 国内最速レース2戦目は“ほろ苦”20位完走…悔しさ滲む表情も
【スーパーフォーミュラ】第2戦(決勝・5月19日/オートポリス) 史上最年少でスーパーフォーミュラに挑戦する女性ドライバーのJujuが、国内最高峰レースでデビュー2戦目に挑み、20位で完走。決勝前には笑顔を浮かべるシーンもあったが、レース後には週末を振り返り、悔しさを滲ませた。 【映像】観客に手を振り笑顔を見せるJuju 開幕戦では17位で完走果たすなど、当初の予想を上回る成長を見せてきた。第2戦では、フリー走行でマシントラブルがあり、思うように周回数を重ねることができず、予選はQ1で最下位、決勝は19番グリットからのスタートとなった。 決勝では、スタートで下位の2台にオーバーテイクされた後、なかなかペースが上がらなかったものの、レース後半では、1分32秒台に載せて自己ベストも出し、他のドライバーにも劣らないペースでラップしているタイミングもあった。開幕戦では、周回遅れになることはなかったが、第2戦では上位陣に抜かれてラップダウンになったこともあり、レース直後は開幕戦では見せなかった悔しそうな表情を浮かべ、次のようなコメントを残した。 「昨日のフリー走行からきちんと走れず、予選から決勝まであまり良い流れを作ることができませんでした。チームと予選後に話して決勝に向けて色々と調整はしたんですが、やはり練習が十分でなかったこともあって、なかなか思うように走れませんでした。 タイヤ交換後には、一番タイヤの美味しい状況でトップ集団と重なって、後ろに譲らなければいけなくなってしまったので、その良い部分を生かしきれなかったのも、課題だったと思います。 これからさらにチームとコミュニケーションを取ったり、レースを組み立てていかなければいけないと感じました。レース全体を振り返ってみると、上手くいかなかったなりにベストは尽くせたんですが、もっと良いレースができたんじゃないかなという悔しさはあります。今回の課題に向き合って、チームと一緒にそれを乗り越えて、次に繋げていきたいです」 悔しさをバネに次戦どのような結果を残せるか。注目だ。 (ABEMA『スーパーフォーミュラ2024』/(C)JRP)
ABEMA TIMES編集部