＜日本・韓国＞初回、力投する高橋宏（撮影・木村　揚輔）

　◇WBSCプレミア12　1次ラウンドB組第2戦　日本―韓国（2024年11月15日　台北D） 【写真】＜日本・韓国＞試合前にマウンドを確認にする高橋宏（中央） 　野球日本代表「侍ジャパン」の高橋宏斗投手（22＝中日）が15日、「ラグザス　presents　第3回WBSCプレミア12」1次ラウンドB組2戦目の韓国戦に先発登板。2回に先制点を許した。 　日本は13日にバンテリンドームで行われた開幕戦でオーストラリアを相手に9―3で快勝。一方の韓国は初戦の13日台湾戦に3―6で敗戦、14日のキューバ戦は8―4で勝利し、1勝1敗で対戦を迎えた。 　苦しみながら初回のマウンドは無失点で切り抜けた。先頭のホン・チャンギに5球目の155キロ直球を詰まりながらも左前に運ばれると、2番シン・ミンジェに犠打を決められ1死二塁に。3番キム・ドヨンを空振り三振に仕留めるも、4番ムン・ホギョンに初球155キロの内角低めの直球を左前打され2死一、三塁のピンチを招いた。 　しかし、5番ナ・スンヨプを徹底した外角低め攻めの末にスプリットで空振り三振を奪うとマウンド上で雄叫びを上げた高橋。前日、キューバ相手に8得点した強力打線を無失点に抑え、井端監督もベンチで拍手を送った。 　しかし、2回1死からパク・ドンウォンに左翼線を破られる二塁打を許し、9番イ・ジュヒョンにも内野安打を許し、再び2死一、三塁のピンチに。1番ホン・チャンギに3球目に投じた156キロ直球を中前にはじき返され先制点を許した。 　SNS上では初回からバットが振れている韓国打線に「直球系強っ！」「キューバ相手に8点は伊達じゃない」「甘い球をみのがしてくれんな」「高橋から2回までで5安打1得点…韓国凄いよ」「韓国打線はミートがうまい」などのコメントが寄せられている。