限定コラボメニューが登場!「ポケモン×工芸展」初のお茶体験や喫茶が開催
老若男女問わず人気を集めるポケモンと日本の伝統工芸がコラボレーションした人気の展覧会が、満を持して東京に登場!「ポケモン×工芸展―美とわざの大発見―」が2024年11月1日(金)から2025年2月2日(日)までの会期で、麻布台ヒルズ ギャラリーにて開催される。 【写真】コラボメニューを注文すると付いてくる、ポケモン×工芸展の全作家の作品が掲載されたランチョンマット 本展は2023年3月から6月まで金沢市の国立工芸館(石川県)で初開催され、工芸の多種多様な素材と技法でポケモンに挑んだ約70点の作品が公開された。その後、なんと海外進出も果たし、2023年7月から2024年1月までの会期でアメリカ・ロサンゼルスに登場していた。さらに熱海・MOA美術館など日本国内の巡回展でも好評だった「ポケモン×工芸展」がパワーアップして東京に登場する。今回は、東京会場で初めて開催される「喫茶 ポケモン×工芸展」やお茶体験について担当者に話を聞いてみた。 ■お茶体験付きチケットが登場! 今回の「ポケモン×工芸展」では、初の試みとしてお茶体験が開催される。監修は「日本の伝統をやさしく、ふかく、おもしろく。」をコンセプトに掲げ、日本の伝統文化および産業の振興に共感する輪を社会に広げるNPO法人「和の学校」が担当している。各回1時間のお茶体験では、和の学校の理事長を務め、裏千家茶道を中心とするさまざまな領域で活動している伊住禮次朗さんをはじめとした講師陣による、お茶文化に触れるきっかけとなるようなレクチャーが楽しめる。また、抹茶のほかにも、ポケモンをテーマとした京菓子が提供されるとのことで、こちらもお茶体験の見どころのひとつだ。 ――お茶体験の狙いについて教えてください。 日本の伝統である抹茶について学びながら、展示されている工芸作品とお茶の文化とのつながりをより深く知ることのできるイベントとなっています。展覧会にはお子様も数多く参加されることから、イベントで七條甘春堂によって提供される「ポケモン京菓子」は、季節とともに、そこから連想されるポケモンを表現した和菓子になっています。ポケモン好きの大人、子どもにとって、日本の伝統である工芸作品やお茶文化との出会いのきっかけの一端となればと考えています。 お茶体験は、2024年11月16日(土)と2024年11月24日(日)の9時から10時、2024年12月15日(日)の16時から17時の3回限定で開催される。お茶体験単体でのチケット販売はなく、当日の展覧会を自由に鑑賞するできるチケットとのセットで、2024年9月3日(火)の12時からウェブサイトにて各回30名の先着順で販売される。 ■お茶体験付きチケット詳細 日時:2024年11月16日(土)9時~10時 講師 伊住禮次朗 2024年11月24日(日)9時~10時 講師 土田千重子 2024年12月15日(日)16時~17時 講師 北見宗幸 会場:麻布台ヒルズ ギャラリーカフェ 定員:各回30名 料金:一般・専門・大学3500円、4歳~高校2200円 ※ポケモン京菓子・抹茶・展覧会チケット付 販売期間 | 2024年9月3日(火)12時~売切次第終了 お申込み | 9月3日(火)12時 東京会場ウェブサイトにて発表 注意事項 ※本チケットはなくなり次第販売を終了します。 ※当日は麻布台ヒルズ ギャラリーカフェ(ガーデンプラザA 地下1階)に開始時間までにお越しいただき、受付をお済ませください。 ※指定席ではございません。当日はポケモン京菓子と抹茶をお召し上がりいただけます。 ※お茶体験が終了後、展覧会をご覧いただきます(自由鑑賞)。 当日以外はご入館いただけませんのであらかじめご了承ください。 ■コラボメニューを楽しめる「喫茶 ポケモン×工芸展」もオープン! 今回の東京会場では、ポケモン×工芸展の作品にインスパイアされたメニューを展開するコラボカフェ「喫茶 ポケモン×工芸展」が初登場する。フードメニューからデザート・ドリンクまで幅広いコラボメニューがラインナップ。いずれも敷紙やアラザン、クリームなどで工芸展のシンボルマークや作品が表現されており、食べる芸術品とも言えるだろう。 「喫茶 ポケモン×工芸展」のこだわりは、コラボメニューだけではない。コラボメニューを注文すると、ノベルティとしてA3サイズのランチョンマットが付いてくる。このランチョンマットにはポケモン×工芸展の全作家の作品が掲載されており、家でも「ポケモン×工芸展」を再び楽しむことができるグッズになっている。非売品のため「喫茶 ポケモン×工芸展」でしか手に入らない点は要注意だ。 ※注文された方1人につき1枚の配布。 ※ノベルティの配布は数量限定につき、なくなり次第終了。 「喫茶 ポケモン×工芸展」で提供されるメニューは、通期で提供されるものだけではなく、展覧会の展示が切り替わるタイミングで入れ替わるメニューもある。魅力的なメニューが並ぶコラボカフェだが、担当者のイチオシはどのメニューなのか聞いてみた。 ――「喫茶 ポケモン×工芸展」のコラボメニューについて、イチオシとなるものを教えてください。 通期にて販売する「栗とおいものピカチュウ和ッフルパフェ」がイチオシとなります。桑田卓郎の《カップ(ピカチュウ)》にインスパイアされた和テイストのパフェとなり、釉薬の垂れをチョコレートガナッシュで表現し、おいもプリンや甘露煮の栗、大学芋、モンブランクリームなどをたっぷりと詰め込んでいます。 ■「喫茶 ポケモン×工芸展」 詳細 場所:麻布台ヒルズ ギャラリーカフェ 営業時間:イートイン 10時~21時 (L.O.フード 20時 / ドリンク 20時30分) テイクアウト 10時~21時※ドリンクのみ提供 ※以下の日程はイベント開催のため営業時間が異なります。 11月16日(土) 10時30分~21時(L.O.フード 20時 / ドリンク 20時30分) 11月24日(日) 10時30分~21時(L.O.フード 20時 / ドリンク 20時30分) 12月3日(火) 10時~17時30分(L.O.フード 16時30分 / ドリンク 17時) 12月15日(日) 10時~15時(L.O.フード 14時 / ドリンク 14時30分) ※特別鑑賞会当日の2024年10月31日(木)も営業します。 ※休業日:2024年12月31日(火) ■最後に担当者から一言 ――東京会場での開催への意気込みや読者に伝えたいことなどあれば、教えてください。 東京会場では今までの巡回展からバージョンアップし、数名の作家による追加作品を展示し、展示作品は約80点になる予定です。追加作品の詳細については、今後公開予定となります。 東京会場からの追加作品の公開だけではなく、展覧会開催を記念して、会期中のトークイベントやワークショップの開催も決定しています。また、麻布台ヒルズ ギャラリーカフェにて本展初となるコラボカフェの開催や、展覧会オリジナルグッズの販売も予定しているので、これまでの巡回会場にて展覧会を楽しんだ方も含めて展覧会に足を運んでいただければと思います。 ポケモンと日本の伝統文化のコラボレーションは、ポケモンファンはもちろん、アートや日本文化に興味がある人にもきっと「こうかは ばつぐんだ!」。新たなイベントやコラボカフェも登場し、進化を遂げて東京会場に登場する「ポケモン×工芸展」をお見逃しなく! ■今回登場する全コラボメニューを紹介 「喫茶 ポケモン×工芸展特製クロックムッシュ」(前期)1780円 喫茶ロゴマークを冠したトロトロチーズとハムのクロックムッシュ。工字繋ぎ模様の敷き紙を敷き、お皿全体でシンボルマークを表現している。 「喫茶 ポケモン×工芸展 五目ちらし」(後期)1780円 工芸展のシンボルマークを冠した五目ちらし寿司。工字繋ぎ模様の敷き紙を敷き、お皿全体でシンボルマークを表現している。 「ホウオウとルギアの黒ゴマラテ」(前期)1210円 桂盛仁の作品《香合 ホウオウ》《香合 ルギア》をイメージし、ゴールドとシルバーのアラザンを散らした黒ゴマのドリンク。 「シェイミの抹茶ラテ」(後期)1180円 植葉香澄の作品《羊歯唐草文シェイミ》を抹茶ホイップで表現し、花のイメージからピンクのコンペイトウを飾っている。 「ポケモン×工芸展 特製ピカチュウラテ (カフェラテ・抹茶ラテ)」(通期)990円 喫茶ロゴと「ぬいぐるみ ポケモン×工芸展のピカチュウ」のプリントをしたラテ。カフェラテまたは抹茶ラテより選ぶことができる。 ※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。 文=平岡大和