闇夜に浮かぶ光のじゅうたん「キクミネーション」 沖縄の冬空、輝く電照菊 糸満市
県内有数の小ギクの生産地、糸満市内では、深夜になると広範囲の電照菊畑に明かりがともり、暗闇の中に光のじゅうたんが浮かんでいるように見える。 【写真】沖縄でイルミネーションを見るならここ!神殿、日本最大級…
電照菊は夜間、キク畑に照明を当てることでキクの開花時期を制御するために行われる栽培方法。県外でキクの需要が最も多い正月から春の彼岸などに合わせ、秋から特に12月にかけて、深夜のキク畑はイルミネーションのように輝く。その様子から「キクミネーション」とも呼ばれる。 17日午後11時ごろから18日午前0時過ぎにかけて、市名城などでは、電球がキク畑を照らし、師走の寒空の下、幻想的な光景をつくり出していた。 (ジャン松元、写真も)
The Ryukyu Shimpo Co., Ltd