朝ドラ「おむすび」スタート 舞台の糸島でPV、100人が大声援
NHK連続テレビ小説「おむすび」の放送が9月30日、始まった。ドラマ序盤の主な舞台となる福岡県糸島市の市役所では、この日朝8時からの初回の放送を市民みんなで楽しもうとパブリックビューイング（PV）があった。集まった約100人は、大画面に映し出された地元の風景を背に躍動する俳優たちに、大声援を送った。 【写真多数】「おむすび」クランクインに合わせて会見した橋本環奈さん 物語は、自然豊かな糸島で育った主人公の「ギャル」が神戸、大阪に移り住み、自分らしくポジティブに栄養士の道へと進んでいく姿を描く。ヒロインの米田結は、福岡市出身の橋本環奈さんが演じる。 糸島市は福岡市のすぐ西隣にあり、人口は約10万4千人、面積約216平方キロメートル。一帯には魏志倭人伝に記された「伊都国」があったとされる歴史あるまちだ。玄界灘に面し、田園地帯が広がる豊かな自然で知られる。 PVは初回の放送のみ。市民は無料で、会場となった市役所1階の市民ホールには50席が用意されたが、急きょ20席ほど足された。立ち見の人も含め、幼児から高齢者まで100人超が見守った。
朝日新聞社
