衆院選を前に 与野党の前職2人に新人2人が挑む 宮崎1区 戦いの構図
衆院選を前に宮崎県内の小選挙区の構図、今回は、宮崎1区です。 与野党の前職2人と新人2人が争う構図になる見込みです。 【写真を見る】衆院選を前に 与野党の前職2人に新人2人が挑む 宮崎1区 戦いの構図 宮崎市、国富町、綾町を選挙区とする宮崎1区。 与野党の前職2人に新人2人のあわせて4人が立候補を表明していて、激戦が予想されます。 ■立憲民主党・前職 渡辺創氏 (立憲民主党・前職 渡辺創氏) 「皆さんが宮崎で暮らし、地域の中で何を感じ、日頃お仕事をしながら、家族を守りながら、何を大事にしたい、何を守っていかなければならないのかと強く感じているのか」 前回、3年前の衆院選で自民党の候補を1070票差で制し、初当選を果たした立憲民主党の前職、渡辺創氏。 これまで年間数十回の国政報告会や座談会などを続け、自身の考えを伝えてきました。 (立憲民主党・前職 渡辺創氏) 「(これまでの)3年間の積み上げをしっかりとそしゃくして、次のステージにどう生かしていくかということを有権者の皆さんと思いを共振させて、なおかつ、一緒に作り上げる選挙にしたい」 全国的には野党共闘は不透明なものの、宮崎1区については前回と同様の連携が可能とみている渡辺陣営。 無党派層の取り込みがカギになると見ています。 (立憲民主党・前職 渡辺創氏) 「支持政党を持たない皆さんが、今の政治の現状を見つめてどういう判断をされるかということが選挙の結果につながる大きなポイントであることは間違いないと思っている」 ■自民党・前職/比例九州 武井俊輔氏 (自民党・前職 武井俊輔氏) 「安心して皆様が暮らしていけるよう頑張っていきたい」 前回の選挙では比例で復活当選し、今回、5期目を目指す自民党、前職の武井俊輔氏。 今年4月には自身が乗る車が速度超過していたことがSNSで発覚するという不祥事もありましたが、外務副大臣を務めた武井氏は、これまでの実績を訴えながら選挙に臨む方針です。 (自民党・前職 武井俊輔氏) 「今回は自民党県連からも推薦をいただきましたので、体制を整えつつ取り組んでいるわけだが、私も、私自身のことでも迷惑をおかけてしおります。真摯に反省しつつ、しっかりと仕事でお返ししていく役割を果たしていく」