ブレイク必至!? 阪神、次世代のスター候補(4)岡田監督が絶賛するスラッガー
いよいよ球春到来を迎えた2024年シーズンのプロ野球。レギュラーシーズンに向けて各球団がスタートを切ったが、チームの躍進には若手選手の底上げが不可欠といえるだろう。そこで今回は、今季のブレイクが期待されている阪神タイガースの若手有望株を紹介する。
野口恭佑
・投打:右投右打 ・身長/体重:180cm/88kg ・生年月日:2000年7月17日 ・経歴:創成館高 - 九州産業大 ・ドラフト:2022年育成選手ドラフト1位 異例となるプロ1年目のオフに支配下登録を勝ち取った野口恭佑。首脳陣からの評価が急上昇している右の長距離砲だ。 創成館高時代には、3年時に春夏連続で甲子園に出場。特に春の選抜甲子園では打率.700(10打数7安打)と傑出した数字を残した。 九州産業大では1年時から外野のレギュラーを奪取。4年春には打率.356(45打数16安打)、2本塁打の活躍でベストナインを獲得するなど多くの実績を残し、2022年育成選手ドラフト1位で阪神タイガースに入団した。 ルーキーイヤーは二軍で67試合に出場し、打率.303、6本塁打、18打点の好成績をマーク。秋季キャンプでは野手のMVPに選出されるなど猛アピールが実り、支配下契約を勝ち取った。 同年オフに台湾で行われたアジアウィンターリーグでも、16試合出場で打率.313、1本塁打と結果を残した。2024年の春季キャンプでも一軍メンバーに名を連ねており、シェルドン・ノイジーらとの正左翼手争いに挑む。
ベースボールチャンネル編集部