阪神・ビーズリー“マイカー”でリフレッシュ「夏になったら家族を連れて海にも行きたい」
「阪神4-1西武」(8日、甲子園球場) 交流戦最下位を脱出した阪神。先発のジェレミー・ビーズリー投手が来日初完投勝利。九回に1失点したが、チームを交流戦初のカード勝ち越しへ導く好投だった。デイリースポーツの担当記者が来日2年目の右腕の素顔を明かす。 【写真】阪神でも活躍 若生智男さん葬儀 岡田監督や掛布氏などそうそうたる名がズラリ ◇ ◇ 来日2年目を迎えたビーズリーは、すっかり日本の生活になじんでいる。昨年はタクシーでの通勤だったが、今年はレンタルしているという“マイカー”のハンドルを握って、球場入りすることも多い。鳴尾浜では育成選手のベタンセスとマルティネスの買い出しのために、運転手役を買って出ることもあった。 「タクシーだと車酔いしてしまうことがあったので。車があると便利ですし、運転も好きなので。まだ(自宅と球場の間の)高速道路しか通ってないですけど」とマイカー通勤の意外な理由を打ち明ける。マウンドで仕事を終えると、ブルック夫人と長男・ウェスリー君が待つ自宅へと車で直行。家族で過ごす時間が何よりのリラックスで、次戦への活力に変わる。 「日本の田舎町に車で行ってみたいですね。夏になったら家族を連れて海にも行きたいと思っています」。日本でのドライブがビーズリーの趣味に加わる日は近そうだ。(デイリースポーツ・丸尾匠)