2023年11月、静岡県伊豆の国市の祭りで山車が横転し、14人が死傷した事故で、業務上過失致死傷の罪に問われている山車の誘導責任者に禁錮2年が求刑されました。
起訴状によりますと伊豆の国市大仁の会社員の男(40)は2023年11月、市内の祭りで山車の誘導責任者を務めていましたが、山車の進路変更をする際、安全な方法を取らず山車を横転させて14人を死傷させたとされています。
地裁沼津支部で開かれた公判で検察側は「定刻通りの運行を優先し、危険性の高い運行方法を独断で決めた過失は重大」として男に禁錮2年を求刑しました。判決は1月20日に言い渡される予定です。