フリーアナウンサー中村江里子さん夫婦インタビュー。「25年フランスに住んでいても日本は大切な故郷」
将来の計画は、パリ、南仏、日本の3拠点生活!
お互いの好きなところを聞くと、「江里子さんは誰にでも優しく、エレガントで才能豊か。彼女と結婚できて幸せです」(バルトさん)。「彼は家族や友達を大切にする愛情深い人。ポジティブで、トラブルがあっても絶対に解決方法があると考えます。たくましく、頼もしくまるでターザンみたい!と彼に言ったら笑われました」(江里子さん) 江里子さんは3人の子育てが忙しく、二人で食事や旅行に行く時間がないのは寂しい、とバルトさん。「子どもをシッターに預けて出かけるフランス人夫婦は多いですが、私のプライオリティは子ども。今は子どもの学業や生活のケアを優先したい。夫婦で出かけるのは、全員が成人した時の楽しみにとっておきます」(江里子さん)。 二人の将来の計画は、パリ、南仏、日本の3拠点生活。「そんな生活ができたら嬉しい。25年フランスに住んでいても日本は大切な故郷。年々、恋しくなります」(江里子さん)
江里子さんに5つの質問
Q 夫がフランス人で良かったことは? A 仕事でもプライベートでも、私の意思やしたいことを尊重してくれるところ。 Q 文化の違いで戸惑ったことは? A 家族以外の人を自宅に招く、など習慣の違い、子どもの学校のバカンスが多いこと。 Q 国際結婚に迷いはなかった? A 結婚より、子どもの成長につれ日仏の考え方の違いを感じるようになりました。 Q けんかはする?主な原因は? A 原因はその時々ですがけんかはしばしば。 Q 仲直りの方法は? A 彼は言いたいことを言ったら忘れてしまうから、すぐにケンカは終わります。
PROFILE
中村江里子/なかむら・えりこ 1969年東京生まれ。フジテレビのアナウンサーを経て、フリーとして活動。2001年に結婚、生活の拠点をパリに移す。3児の母でもある。 シャルル・エドワード・バルト/Charles-Edouard Barthes 1971年パリ生まれ。アンチエイジングのコスメブランド『エヴィドンス ドゥ ボーテ』創業者。 series 日仏カップルインタビュー 1)料理家サルボ恭子さん&夫セルジュさん。「国際結婚のいいところは二つの国が自分の国になること」 2)日仏の結婚事情。情熱的なフランス人×クールな日本人カップルのちょうどいい関係
『クウネル』2024年9月号掲載 写真/篠 あゆみ、ヘア&メイク/佐藤亜衣子、取材・文/木戸美由紀
クウネル・サロン