【バレー】バレーボール女子、2試合終わり、日本は全体の9位。ブラジル、アナ・クリスチーナ「VNLの後、チームがさらに成長した」
パリ五輪女子バレーボール、日本代表に勝ったブラジルOHアナ・クリスチーナとSロベルタのコメント(FIVB、CBVのインタビューより)。 ●ブラジル、OHアナ・クリスチーナ: ネーションズリーグ(以下、VNL)で日本に負けた事が、本当にこの試合への大きなモチベーションになりました。準決勝まで無敗でいきながら、金メダルを取るために決勝の舞台へ行けなかったのは、大きなフラストレーションでした。しかし、その嫌な気持ちを、今日ここに来て必ず勝つというモチベーションに変えることができたので、良かったと思います。今日は日本をいかに機能させないようにするかということが、うまくいきました。私たちは日本を徹底的に研究して、どうすれば彼女たちが難しい状況になるかわかっていました。それにVNLの後に、私たちはチームとしてさらに成長できたと思います。この出だしの2試合の勝利とパフォーマンスは、私たちにエネルギーと、金メダルが取れると信じられる自信を与えてくれました。 ●ブラジル、Sロベルタ:日本と試合をする時は、フィジカルだけでなくメンタル面も多くの事が要求されます。日本戦ではいつもサーブのできが試合を分けますが、今日はうまくいきました。私たちはとても集中できていたと思います。なぜなら油断すれば、日本に主導権を握られてしまうと分かっていたからです。私たちのチームは、試合の場面場面で何をすべきか明確に分かっていました。だから今日の試合を誇りをもって、幸せな気持ちで終えることができました。試合に臨む姿勢も、実際にコートでやったことも、ほぼ10点満点だったと思います。
現地時間8月1日、すべてのグループが2試合終了した時点の順位
1位 ブラジル(B組1位)、2位イタリア(C組1位)、3位中国(A組1位)、4位ポーランド(B組2位)、5位トルコ(C組2位)、6位セルビア(A組2位)、7位アメリカ(A組3位)、8位オランダ(C組3位)、9位日本(B組3位)、10位ドミニカ共和国(C組4位)、11位フランス(A組4位)、12位ケニア(B組4位) まずA、B、C各組で1~4位の順位を、勝敗、ポイント数、セット率、得失点率で決める。各組1位3カ国の中で、全体の1~3位が決まり、次に2位3カ国で4~6位、3位3カ国で7~9位、4位3カ国で10~12位が決まる。この全体の順位で1~8位まで(つまり各組の1、2位と3位のうち上位2チーム)が準々決勝に進む。組み合わせは1位x8位、2位x7位、3位x6位、4位x5位となる。9~12位は敗退となる。 (※前回、男子の2試合終了時点の順位の記事で、上記の様に全体の順位を書いた中で、(カッコ)書きで各組の順位を示したのですが、各組の順位を反映していない、全体の勝敗による順位のように受け取られた方もいたようで、ここに説明を補足します。)
唐木田 真里子