柳田大輝、追い風参考ながら9秒97!「スタートがいい形で飛びだせた」 男子100m準決勝/陸上
陸上・日本学生個人選手権第2日(15日、神奈川・レモンガススタジアム平塚)男子100メートル準決勝が行われ、昨夏の世界選手権(ブダペスト)代表の柳田大輝(東洋大)は追い風3・5メートルの参考記録ながら9秒97をマークした。自己ベストは昨年7月のアジア選手権と今年4月の米国の競技会で10秒02。参考記録だが、9秒台で走るのは今回が初めてで、「何とか風がと思っていたが、平塚の風にやられた。走っている感じではだいぶ後ろからアシストがあった。もったいない。やっぱり公認記録になってほしかったが、ここ最近の課題だったスタートがいい形で飛びだせた」と話した。 【写真】日本学生個人選手権男子100m準決勝に出場した東洋大の柳田大輝 今夏のパリ五輪男子100メートル代表は、昨夏の世界選手権で6位入賞のサニブラウン・ハキーム(東レ)が内定済み。ほかは参加標準記録(10秒00)を今月30日までに突破し、今月27日開幕の日本選手権(新潟)で優勝すれば内定となる。