Appleが「濡れたiPhoneを米びつに入れるのはやめろ」と発表。正しい対処法は?
しまった… iPhoneを水に落として電源が入らなくなった! もしあなたが私たちと同じ2024年のアメリカに生きているなら、パニックになる以外の最初の直感は、「米びつのなかにiPhoneを入れて、その陰湿な液体を吸い取ること」でしょう。 この米びつのトリックは、iPhoneを濡らしてしまったときの戦術の1つとして受け入れられてきました。ただし、 これは誤った行動だったのです。 どうやら、iPhone(あるいはそのほかの電子機器)を米びつに入れても、それほど役には立たないようです。よく言えばおいしいお米を無駄にしていて、悪く言えばiPhoneを傷つけかねない行動をしています。
Appleが公式発表する展開に
この「米びつのなかにiPhoneを入れる」方法を批判する報道は何年も前からあったのですが、今年の2月中旬に突然Appleが明言したことでヘッドラインを賑わせることに。 これはMacworldが発見したことで話題が広がったのですが、iPhoneメーカーはiOSの液体検出アラートのサポートドキュメントを静かに更新したのです。 そもそも「液体検出アラート」とは、iPhoneがLightningまたはUSB-Cコネクタに液体を検出したときに表示され、充電やほかのデバイスへの接続にポートを使用する機能を無効にするもの。 これらのアラートが表示された場合に何をすべきかというアドバイスに変更はないものの、今回のAppleの指摘が大きく異なるのは、何をすべきでないかを明言したことでした。 指摘の序盤は、これまでと同じ内容です。 ガイドでは、外部の熱源や圧縮空気を使用してiPhoneを乾燥させないように指摘しています。 また、ポートを乾燥させようとして綿棒やペーパータオルなどを使用することを推奨していません。そして、新しいアドバイスが追加されました。 iPhoneを米びつに入れないでください。そうすることで、米の小さな粒子があなたのiPhoneを傷つける可能性があります。 Appleのサポートポリシーがなぜ変更されたのかは不明ですが、少なくとも過去数年間、私たちが耳にしてきたことと一致しています。 たとえば、WIREDは2021年2月にこのアドバイスを掲載しており、決して画期的なニュースではありません。