「誰も幸せにならないループが回ってた」アンゴラ村長 破局から4年、相方・スーパー3助は「もう元カレと思ってない」
── そうなんですね(笑)。恋愛関係に限らず、人間関係が悪化して、コンビを解消するパターンもあると思います。破局してもコンビは継続しようと思えたのは、目指す方向性が一致していたからなのでしょうか。 アンゴラ村長さん:たぶんそうですね。やりたいお笑いが似ているんだと思います。あと、3助さんも私も、まだまだ「にゃんこスター」として、もっとおもしろいことができるんじゃないかっていう期待があって、解散はしなかったのかなって思います。
── にゃんこスターとして、次にどんな場所を目指しますか? アンゴラ村長さん:『キングオブコント』でまた決勝に行きたいなとは思っていますね。あと、できたら来年も単独ライブをやりたいなと思っていて。東京だけじゃなく、大阪とか名古屋とかも回って、自分たちのネタだけでご飯を食べられるようになれたらいいなって思います。ライブでお客さんにウケるというのが、我々はいちばん楽しいと思っているので。そこを満たしていきたいですね。
PROFILE アンゴラ村長さん あんごら・そんちょう。2015年、早稲田大学在学中にデビュー。17年、スーパー3助とお笑いコンビ「にゃんこスター」を結成、同年の『キングオブコント』で準優勝しブレイク。今年5月には、初のデジタル写真集『151センチ、48キロ』(講談社)を発売し、話題に。 取材・文/市岡ひかり 写真提供/アンゴラ村長
市岡ひかり