【大人こそ冴えるピンク】小物で取り入れて可愛げオーラをプラス
「大人には淡くてさりげない“外づけのピンク”が必要です」 ーKanako Sato 若い頃、ピンクは可愛すぎて大人が似合う色という認識がなかったけれど、今のほうが恥ずかしくなく着られるし、むしろ似合っていると思う。何だか顔色もよく見えて、気負わずさらっと着こなせる。そんな風に、年を重ねて自分からピチピチのピンクオーラを発光する力が減ってくると、外づけでピンクを添えたくなるんです。でも、ぶりぶりな可愛さが欲しいわけじゃなくて、今の気分は、さっぱりモダンなピンク。甘すぎないし、淡くてさりげない。そんな“冴えるピンク”が、私たちにはちょうどいい。 スタイリスト 佐藤佳菜子 さとう かなこ●独特のサトカナ節で、思わずひざを打つ誰もが取り入れやすいファッション理論を提案する人気スタイリスト。誌面でも自身の着こなしでも、大人ピンクのスタイリングに定評あり。 撮影/東 京佑(人)、さとうしんすけ(物) ヘア&メイク/笹本恭平〈ilumini.〉 スタイリスト/佐藤佳菜子 モデル/佐藤晴美 取材・原文/東原妙子 ※BAILA2024年5月号掲載