【日本ハム】達孝太50万円増で契約「日本人じゃないような体しているので」単身渡米でトレ学ぶ
今季プロ初勝利を挙げた日本ハム達孝太投手（20）がさらなるスケールアップを目指して米国へ乗り込む。 26日、北海道・北広島にある球団事務所で、50万円増の1050万円（金額は推定）で来季契約を更改した。3年目で手にした初昇給は「12月にアメリカに行くのにお金もかかるので、その分に充てようかなと思います」と明かした。 12月3日から約20日間の予定で単身渡米。アリゾナ州にあるトレーニング施設「ドライブライン」や「THPストレングス」を利用し、費用は「300万ぐらい」。昇給の約6倍の資金を投じてまで現地で学びたいことがある。 「日本人ですけど、日本人じゃないような体をしているので（笑い）。トレーニングなどの感覚は向こうの人の方が近いものがあると思う。日本だと自分のフォルムのデータの母数が少なくて（課題）解決の糸口は見えるようで見えないけど、向こうだとはっきり見えると思うので」。 身長194センチで体重は現在「102、3キロぐらい」。自身と同じような体格の右腕が多く活躍する野球の本場で最先端の分析やトレーニングを学び、レベルアップにつなげられれば、今回の費用も安いもの。「それ（300万）で（ドジャース大谷のように）1000億を稼げたら、どんな投資話よりもいい（笑い）」。来季の目標は開幕ローテ入りからのシーズン15勝。そして、近未来に実現予定のアメリカンドリームを見据えて自分自身に大きく先行投資する。【木下大輔】
