リニア新幹線ボーリング調査静岡県境を越える 20日午前8時時点で3メートル進む【速報】
静岡放送
リニア中央新幹線のトンネル工事の前段階として、JR東海が山梨県内で実施している高速長尺先進ボーリングの調査が11月20日、県境を越えて静岡県内に入ったことが分かりました。 【写真を見る】リニア新幹線ボーリング調査静岡県境を越える 20日午前8時時点で3メートル進む【速報】 JR東海は、トンネル工事の前に地質や地下水を調べるため、山梨県から静岡県に向かって、高速長尺先進ボーリングの調査を実施していて、20日午前5時半頃、県境を越えて静岡県内に入りました。JR東海によりますと、午前8時時点では、県境から静岡県内に3メートル進んだということです。 ボーリング調査をめぐっては静岡県は長年、県境付近や県内の実施を認めていませんでしたが、鈴木康友知事は9月、大井川流域の自治体の了解が得られたとして、静岡県内の実施を容認するとJR東海に伝えました。 JR東海は「県の専門部会で説明した管理フローに基づいて、ボーリング調査を慎重に実施していきます」とコメントしています。
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