「なんてこった…」リバプール新監督は生え抜きのイングランド代表DFを好まず?同国レジェンドが指摘「好きではないのか?」
プレミアリーグ・リバプールは、開幕3節を消化して3戦全勝。得失点差でマンチェスター・シティに続く2位につけているものの、まだ得点を奪われておらず好調を維持している。英メディア『TEAM TALK』は現地時間13日に、チームを率いる新監督がクラブの生え抜き選手を好んでいない可能性について報じていた。 【写真】リバプール、最新年俸ランキング アルネ・スロット新監督が好んでいない可能性のある選手として言及されていたのが、リバプールの生え抜きでありイングランド代表としても活躍するトレント・アレクサンダー=アーノルドだ。 元マンチェスター・ユナイテッドで同国のレジェンドでもあるポール・スコールズ氏は、「スロットはアーノルドを気に入っているか」と質問を受けた際に、「ユナイテッドとの試合では、彼がボールを失うたびに監督は首を振り、ずっと目をそらして、ベンチの方を向いていた。私は、なんてこった、監督はアーノルドを好きではないのかと思ったよ」と、第3節のユナイテッド戦で監督が選手に対して不満を示す様子を見せていたとコメントしている。 来夏に契約満了を迎えるアーノルドだが、リバプールとの間で未だに契約更新をする気配を見せていない。また、スペインの名門であるレアル・マドリードがダニエル・カルバハルの後釜として獲得を検討しているとの噂も上がっており、同選手のリバプールでの未来は不透明となっている状況だ。 リバプールのOBジェイミー・キャラガー氏は、「ファン・ダイク、サラー、トレントという(契約満了が近い)3人の選手がいる」と前置きし、「サラーが去ったとしたら、ほとんどのリバプールファンは『君は伝説だ。君の功績を見ろ。素晴らしい。楽しんでくれ』と言うだろう。ファン・ダイクも同じだ。トレントの場合は違う」と、生え抜き選手であるアーノルドのフリー移籍に難色を示していた。 そして、「スティーブ・マクマナマン(リバプールからマドリーに移籍)がマドリーに行ったとき、『幸運を祈るよ、君は世界最大のクラブに行くんだ』というようなことはなかった。『お前はいったい何者だ?無料で行くのか』という感じだったんだ」と、仮にフリー移籍となれば祝福されることはないだろうと強調している。果たして、アーノルドの未来はリバプールにあるのだろうか、それともフリーで移籍することになってしまうのだろうか。
フットボールチャンネル編集部