新田章「若草同盟」1巻、世界の“普通”からはみ出した男女の同棲物語 西荻でサイン会も
「恋のツキ」の新田章による新作「若草同盟」1巻が、マガジンハウスのSHUROレーベルから発売された。 【試し読み】世界の“普通”からはみ出した人たちを愛ある眼差しで描く「若草同盟」を読んでみる 「若草同盟」は、スーパーの女性店員・冴木カイロと会社員男性・羊野アユムの同棲ストーリー。生活保護世帯で育ったカイロは、貧乏ゆえに周囲に馴染めず孤独な学生時代を送り、大人になってからも“友達”と思える人に出会えたことはなかった。会社でパワハラを受けているアユムは、カイロの働くスーパーでうつろな目をしてエナジードリンクを買っていく常連で通称“エナドリくん”。学生時代から孤独を引きずってきた2人が恋に落ち、ともに暮らし始めたことから物語は開始する。大事な人と一緒にいる喜びと、寄り添うことの難しさがドラマを紡ぐ。 なお東京・西荻窪の今野書店では、11月30日に「若草同盟」1巻発売記念のサイン会を開催。先着60人で、申し込みは店頭と電話で受け付けている。「若草同盟」1巻を同店で購入することが参加条件。人数に達し次第受付終了のため、詳細は店舗まで確認を。 ■ 新田章サイン会 日時:2024年11月30日(土)14:00~16:00 ※開場13:50~ 場所:東京都・今野書店 定員:60人 電話:03-3395-4191