ノーベル平和賞授賞式に「高校生平和大使」として参加した九州学院高生が会見
KKT熊本県民テレビ
日本被団協・日本原水爆被害者団体協議会のノーベル平和賞の授賞式に「高校生平和大使」として出席した熊本の高校生が18日会見し、「被爆者の思いを受け継いでいきたい」と話しました。
原水禁熊本県協議会の代表らと会見に臨んだのは、九州学院高校2年の島津陽奈さんです。 ■島津陽奈さん 「高校生がノーベル平和賞に参加するっていうことは本当にない機会だと思うので、まずは緊張がありました」 島津さんは、核兵器廃絶を求める署名を国連に届ける「高校生平和大使」として、今年8月には長﨑を訪れるなど平和を訴える活動を続けていました。 12月10日にノルウェーのオスロで行われたノーベル平和賞の授賞式には、高校生平和大使の代表団も招かれ、出席した4人のメンバーに広島と長﨑の被爆地以外からは、島津さんがただ一人選ばれました。 ■島津陽奈さん 「なぜ私なんだろうと感じました。私たち若い世代が期待をされている、そして被爆の証言だったり、実相を伝えていかなければならないと思いましたし、それと同時に責任感というものも感じました。来年は被爆80年ということで、若者がさらに平和について考える機会を持ってもらえるような活動をしたいと考えています」