2023年の内モンゴル自治区、林業・草原産業の総生産が838億元に
【CNS】中国の内モンゴル自治区(Inner Mongolia Autonomous Region)では、2023年通年の林業・草原産業の総生産額が前年比で40パーセント近く増加し、838億元(約1兆7509億円)に達した。 内モンゴルの草原面積は、中国国内の草原面積の約5分の1を占めている。内モンゴル自治区で2023年に大幅な緑化を実現した方法としては、植林を増やして放牧を抑制することだった。 内モンゴル自治区では昨年、約63万ヘクタールの砂漠化防止を達成したが、これは2021年と2022年より約16万ヘクタールも多く、37万ヘクタールの植林が行われたという。 2023年に緑化を進める中で、内モンゴル自治区では草を食べる家畜と草原のバランスを保ち、森林と草原の生態資源を保護するために放牧禁止、休放システムを導入した。 内モンゴル自治区にもたらされる緑の恩恵は、森林および草原の炭素吸収プロジェクトの推進にも反映されている。 2023年までに内モンゴルは、合計17の森林および草原の炭素吸収プロジェクトをスタートさせている。(c)CNS/JCM/AFPBB News ※この記事は、CNS(China News Service)のニュースをJCMが日本語訳したものです。CNSは1952年に設立された中華人民共和国の国営通信社です。