初日5番手のフェルスタッペン「ライバルたちよりも遅い」とキッパリ。夏休み前と状況変わらず、驚きはなし
レッドブルのマックス・フェルスタッペンはF1オランダGP初日を5番手で終えた。メルセデスやマクラーレン勢の後塵を拝する結果に、「ライバルより遅い」と率直に語った。 【リザルト】F1第15戦オランダGP:FP2結果 2週間各チームのファクトリーが閉鎖されたこともあって、オランダGP初日の結果は夏休み前の数レースとよく似た状況となった。もはやレッドブルが直接のライバルに対して明確なアドバンテージを持っているように見えないのも、夏休み前と同じだ。 母国レースの初日を終えたフェルスタッペンは、チームの現状を説明する際に言葉を濁さなかった。彼が懸念しているのは、5番手タイムに終わったことではなく、ドライコンディションでのアタックでもレースペースでも、マクラーレン勢より遅いという感覚なのだ。そしておそらく、メルセデスにもだ。 「プラクティス1では(コンディションの影響で)言うまでもなく周回数が少なかった。プラクティス2では自分たちのレベルをもう少し見ることができた」 「僕たちがドライラップでもレースペースでも、ライバルたちよりも遅いことが分かった」 そうフェルスタッペンは早口で語った。 「明日に向けてやるべきことがある。今のところ、マシンをどう改善すればいいのか明確な答えは出ていないが、いろいろと検討していくつもりだ。僕たちはシンプルに遅すぎる」 フェルスタッペンも、夏休み前と同じ状況だとして、この結果に驚いていない。ただ状況を変えるべく、作業に取り組むと語った。 「ここ数レースで見てきたような状況だからね。驚きではないよ。でも、どうなるか見てみよう」 「日曜日にもっと競争力を発揮できるよう、何か他の方法を見つけたい」 オランダGPを3連覇しているフェルスタッペン。4連覇のためには、金曜日の夜と土曜日のFP3は非常に重要になってくるだろう。
Giacomo Rauli