自動車整備士を実習体験 一関・千厩高技専 一日入校【岩手】
県立千厩高等技術専門校(菅原利之校長、学生19人)の冬の一日体験入校は7日、一関市千厩町千厩の同校で行われた。市内などから参加した中学生、高校生が実習体験などを通し、自動車整備士の仕事や整備士を育成する同校の課程に触れた。 同校では体験入校を夏と冬の年2回開催。冬は参加者に整備士をはじめとする自動車業界の仕事を知ってもらうことを主としている。今回は一関、陸前高田、盛岡各市の中学校と高校から8人が参加した。 メインの実習体験で生徒は、乗用車のエンジンのうちクランク・シャフトの脱着に挑戦。教員からエンジンの仕組みや分解する部分の構造、作業の安全管理などについて説明を受け、工具を手に取り組んでいた。 参加した生徒は「自動車整備士に興味があり、資格が取れる学校と聞いて参加した。エンジンの仕組みなど細かいところを知りたい」と話した。