愛知県美術館で県内作家の展覧会 丹羽康博「詩としての行為」/愛知
愛知県美術館では6月20日~7月21日の期間中、APMoA Project, ARCH vol. 10 丹羽康博「詩としての行為」を開催。愛知県で制作を続けるアーティスト、丹羽康博を紹介する。観覧料一般500円、高校・大学生300円、中学生以下無料。 「APMoA Project, ARCH」は、愛知県美術館の学芸員と作家が協同して作る展覧会。学芸員が同美術館で紹介するにふさわしい作家を選び、「作家の表現活動のサポート」を目的として企画展の会期に合わせて展覧会を開催している。 今回の展覧会で紹介される丹羽康博は、名古屋芸術大学および愛知県立芸術大学出身のアーティスト。丹羽はこれまで、「言葉」を重要な契機とする作品を数多く発表してきた。作品のテーマは自らの行為や認識そのものへの挑戦へと向けられており、美術の枠を越え出ていく可能性すらもはらんでいる。 同展では、〈詩としての彫刻〉シリーズ(2007-2009年)から新作に至る作品を展示。作品を通してアーティストの振る舞いにふれ、人間の行為や認識について思考をめぐらす場を創出する。