「まだ諦めてない!」現役続行ピンチのガールズレーサー、同時あっせんの夫と師匠を援軍に地元で力走誓う/熊本競輪
熊本競輪では「トータリゼータ熊本杯(F1)」が23日に初日を開催する。夫婦でシリーズに参加する曽我圭佑(30歳・熊本=113期)と福田礼佳(29歳・熊本=108期)に話を聞いた。 福田と曽我は4回目となる夫婦あっせんだ。7月に再開された地元、熊本ではもちろん“初共演”となる。曽我が「2人で地元の熊本を走れてよかった。気持ちが入ります。それに、同時あっせんだとぜんぶ自分は決勝に乗っているんですよ」と声を弾ませると「確定板もほとんど乗っているよね。私もご利益にあずかりたい(笑)」と福田が合いの手を入れるなど呼吸はバッチリだ。 現在、福田は代謝争いの真っただ中におり、来期の現役続行が微妙な立場にある。それでも「せっかく1番車をもらったし、考えすぎずに頑張ります! 今年の最終戦だからと言って諦めていないつもりです」と気持ちは前を向いている。 今節は福田の師匠、小坂敏之(52歳・栃木=74期)も参加しており福田にとっては頼りになる援軍が揃う。二人三脚でどこまで乗り切り、魅せることができるか2人の3日間は要注目だ。(netkeirin特派員)