1月17日に生まれた命 ライフライン途絶えた中での出産 ”震災を知らない子どもたち”が絵本で表現 次世代への継承
未来へ「つなぐ」 震災の記録
奇跡の物語を聞いた子どもたち。ますます絵本作りに力が入ります。 絵本のクライマックス、出産のシーンは、ひなたさんとはるかさんが中心となって描くことになりました。 (水上はるかさん) 「作った絵本は一人がただパラって見るんじゃなくて、みんなが見られるようにしたい。自分の子供とか、孫にもその子供にもずっと繋いでいきたい。ずっと」 (藤倉ひなたさん) 「震災を知らない世代っていうのがどんどん増えていくと思う。実際、私も知らないんですけど。知るきっかけになったら嬉しい。世界中の人たちが見たりできるように、分かりやすく、心のこもった絵を描いていきたい」 震災の日に生まれた命の物語。 子どもたちから、未来の子どもたちへつなぐ、震災の記録。 阪神淡路大震災から30年となる来年の完成を目指して、絵本作りが続きます。 (2024年1月15日 『newsおかえり』で放送)