米FRB 6会合連続で政策金利を据え置き 円急騰で一時153円台
All Nippon NewsNetwork(ANN)
アメリカのFRB（連邦準備制度理事会）は、政策金利を6会合連続で据え置くと決定しました。パウエル議長は会見で、「利上げの可能性は低い」という見方を示しました。 FRBは、インフレが高止まりするなか、声明文に「ここ数カ月の間、2％の物価目標に向けた進展はあまりみられない」との文言を盛り込み6会合連続で政策金利を据え置きました。 今後の焦点となる利下げについてパウエル議長は「利下げの確信を得るには想定以上に時間がかかる」と述べ、利下げ時期が遅れる可能性を示しました。 一方で、「次の政策変更は利上げである可能性は低い」として追加利上げに対する市場の懸念を否定しました。 外国為替市場では急速な円高が進み、一時、1ドル＝153円台を付けました。
テレビ朝日
