《SNSで大バズり》「インスタでは日本一」目前の”保育士中心”女子バレーチーム カワイイ売りの評判に「女を出してやっているわけではない」「選手がトントン飛びながら回っただけで…」
「自然な姿がバズっただけ」
「ビオーレ名古屋」が“二刀流”を押し出すことで、全国各地から人材が集まるようになったという。SNS上で人気が急上昇したことは、選手たちにとっても予想外だったようだ。 「実はYouTubeでバズる前に、インスタグラムに火がついていまして、今は100万再生近い投稿が10本近くあるんですね。そこからYouTubeも始めてみたら、さらに火がつきました。ビックリしていますが、うちはチームの活動をSNSを使って周知していこうというチームでもあるので、ありがたい思いです。 今インスタグラムのフォロワーがだいたい1週間で1000人ぐらいずつ増えていて、3.9万人(配信時は4万人)ほどおります。 パリ五輪で活躍された古賀紗理那さんが所属していた『NECレッドロケッツ川崎』のフォロワー数が、 女子バレーのチームのなかでは最も多い4万人(配信時は4.1万人)です。実力は差がありますが、もしかしたら今年中にその数字を抜いてしまうかもしれない。インスタグラムでは“日本一”が近づいている状況です」
有料のファンクラブも設立して
そんな「ビオーレ名古屋」には有料のファンクラブも設置されており、「会員ランク」には5つの種類がある。年会費がもっとも低い「キッズ」ランクが1500円であるのに対し、もっとも高額の「プレミア」ランクは限定15名の枠で80000円。 「プレミア」よりワンランク下の「プラチナ」ランク(年会費30000円)でも「推し選手より誕生日お祝い動画」を貰えるようだが、「プレミア」になると「選手ふれあい食事会参加」という特典まで用意されている。 こうした“ファンサービス”の充実は悪くないが、周りから“エロカワ売り”のように見られてしまうことはマイナスにならないのか。 「そういったものを意識している感覚は全くないんです。『なぜこんなのが100万回再生も』という投稿も何本もありまして、この前は試合中に気分が悪くなった子を他の選手がベンチに座らせただけの動画が100万回再生でした。 新ユニフォームのお披露目で撮影した動画も『新しいユニフォームだから発表しよう』『スポンサーもついてるから動画撮ろう』というだけで、試合の合間に動画をまわしたらたまたま選手2人がトントン飛びながら回るって動画が撮れただけなんです……。 ですから何かそういうものを仕掛けようってわけじゃなくて、自然な姿がバズったのではないでしょうか。可愛いって言われて気分悪い子はいないですけど、だからといって、意図的に女を出してやってるわけではない。 ただバレーボールに取り組みながら、教育福祉に携わる姿を純粋に応援していただけたら、ありがたいなっていう思いは私だけでなくみんなもっていると思います」 後編ではSNS上でバズったことによるチームへの誹謗中傷や、近年問題となっているアスリートの“盗撮問題”などについて聞いた。 (後編へ続く)