西武ドラ1武内夏暉プロ初勝利 恩師の国学院大監督「山下舜平大投手と投げ合っての勝利。価値がある」
◆パ・リーグ 西武3-0オリックス(3日・ベルーナドーム) 西武のドラフト1位・武内夏暉投手(22)が12球団のルーキー一番乗りで初白星をゲットした。オリックス戦(ベルーナD)でプロ初登板初先発した左腕は、パ・リーグ3連覇中の王者に7回1安打無失点、7奪三振で二塁も踏ませない快投。同郷・福岡の剛腕、山下舜平大投手(21)にも投げ勝ち、85球の鮮烈なプロデビューを飾った。 【動画】4回、オリックスのクリーンアップ相手に3者連続三振の武内 ◆国学院大・鳥山泰孝監督 ―西武・武内が初登板初勝利。7回1安打の素晴らしい投球でした。 「実は、球場に招待されていたのですが、どうしても抜けられない用事があり、足を運ぶことができず、スマホの速報で知りました」 ―相手はリーグ3連覇中の王者・オリックスです。 「山下舜平大投手と投げ合っての勝利。価値があると思っています」 ―最高のデビューの予感はありましたか。 「ドラフトが終わっても、休まずにグラウンドで練習する姿を見ていました。キャッチボールの質は、これまでで一番だったのではないでしょうか。1位指名で満足するのではなく、さらにレベルアップしようという意識を感じていました」 ―将来、どのような選手になってほしいですか。 「日本を代表するエース。そして、ドジャースの大谷翔平選手のように、誰からも愛される選手になってもらいたい。彼の人間性なら、そうなれると確信しています」
報知新聞社