テレビ山梨

18日未明に中央道で逆走による死亡事故が起きましたが、逆走は全国の高速道路で2日に1回のペースで発生しています。 逆走事故を起こさないための注意点を車のプロ日本自動車連盟に聞きました。 【写真を見る】「矢印がこちらを向いている場合が…」逆走事故防止　ポイントは“普段とは違う景色” JAF山梨支部 推進課内田一輝さん: 「逆走車はこちらに向かってくるので双方がスピードを出しているので自分の想定しているより速いスピードで対向車と遭遇します。夜間のほうがより逆走車に気づきにくいので注意が必要」 重大事故に発展しやすい逆走。 高速道路での逆走は、全国で2日に1回以上のペースで発生しています。 逆走のおよそ半数は、インターチェンジやジャンクションで進行方向を間違えることで起きていて、JAFの担当者はもし逆走してしまった場合、普段とは違う景色に気づくのが重要と話します。 JAF山梨支部 推進課 内田一輝さん: 「自身の左側に中央分離帯がある場合や、矢印がこちらを向いている場合が逆走に気づくポイント」 また看板が裏側を向いていることも、いち早く気づくポイントです。 さらに、分岐の行き先を間違えたときなど高速道路上でバックをすることも逆走に当たります。 JAF山梨支部 推進課 内田一輝さん: 「バックをして走行車線に戻られる方もいる。決してバックをせずに、そのまま進んで料金所の係員に声をかけてほしい」 JAFは高速道路などで逆走車を見かけたときは、すぐに警察への通報や最寄りの料金所のスタッフなどに知らせてほしいとしています。