【ONE】日本勢が今週も勝利ならず、4人目の鮫島大翔もダウン応酬の末にKO負け
ONE Friday Fights 54 2024年3月8日(金)タイ・ルンピニースタジアム 【写真】ペットランプンのヒザに捕まる鮫島 ▼第4試合 58.0kg契約 ムエタイ 3分3R ×鮫島大翔(WSRフェアテックス荒川/M-1日本フェザー級王者、WMC日本同級王者、IPCC日本同級王者) TKO 2R 1分39秒 ※レフェリーストップ 〇ペットランプン・ムアダブランパーン(タイ) 鮫島はM-1日本フェザー級王者(1度防衛)、WMC日本フェザー級王者(2度防衛)。2023年2月にはNJKFで大田拓真との王者対決に臨んだが、判定3-0で敗れている。6月のKNOCK OUTでは栗秋祥梧にKO負け。10月に『BOM』でしょーいにTKO勝ちしてIPCC日本フェザー級王座を獲得して3冠王となった。左ミドルキックを軸としながらも、左右フックで打ち合いに行くファイターの面を持つ。 ペットランプンは2023年3月に『ONE Friday Fights 8』でランボンにKO勝ちして初陣を飾ると、4月の『 ONE Friday Fights 12』でスンボに判定勝ち、6月の『ONE Friday Fights 23』でパタッケーに判定勝ちとタイ人を相手に3連勝中の強豪。 1R、両者サウスポー。ペットランプンは左ローを蹴っていき、その中で左ミドルも蹴る。鮫島が左ミドルをカットしようと右足を上げると、右ミドルを当てるペットランプン。しかし、鮫島が思い切り左ストレートを伸ばすとペットランプンは大の字にダウン。すぐに立ち上がると左ミドルを蹴るペットランプンは首相撲からのヒザ。鮫島はジャブを打って距離をとり、右へ回り込みながらの右フック。しかし、正面に立ったところでペットランプンが踏み込みざまの左ショートフックでダウンを奪い返す。そこからのラッシュで左フックをもらってダウンを喫する鮫島だが、これはゴング後でノーカウントに。 2R、鮫島は前に出てくるペットランプンにワンツー、右ヒジ。それでも左右の拳を繰り出して前へ出てくるペットランプンは左右フックとヒジ。鮫島を首相撲に捕まえてヒジからヒザを連打する。鮫島も左ヒジで応戦してヒジの打ち合いとなり、ペットランプンは鮫島のジャブに踏み込んでの右ショートストレート。カウンターでもらう形となった鮫島がダウンした。 レフェリーがここでストップし、ペットランプンがKO勝ち。35万バーツのボーナスも手にした。2月16日の『ONE Friday Fights 52』で佐藤蒔音(センチャイムエタイジム)と津橋雅祥(STELLA恵比寿)、2月23日の『ONE Friday Fights 53』では笠原弘希と平井将歳が敗れたのに続き、日本勢は今週も全敗の結果に終わった。
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