右肩手術のレッドソックス・吉田正尚は現地でリハビリ継続「感覚はよさそう」米3年目へ「貢献したい」
大手代理人事務所「ボラス・コーポレーション」のスコット・ボラス代理人が、テキサス州サンアントニオで行われているGM会議3日目の6日(日本時間7日)、会場ホテルで取材に応じ、10月3日(同4日)に右肩手術を受けたレッドソックス・吉田正尚外野手(31)が、シーズン終了後もボストンに残り、球団のメディカルスタッフのサポートの下、当地でリハビリを行っていることを明かした。 「3日前に電話したが、感覚は良さそうだ。ボストンは、まだ雪が降っていないが、気候に慣れようとしている。毎日球場に行き、春季キャンプに備えてセラピーを受け、リハビリを行っている」 昨年はキャンプで右肩を痛め、レギュラーシーズンの守備機会は1イニングだけ。先発した98試合では全試合がDHでの起用だった。「彼は痛みを抱えてながら、打っていた。その中では、素晴らしい仕事をしたと思うが、彼はもっとチームに貢献したいと考えていた」。手術に踏み切り、万全の体調を整えたことで、メジャー3年目はフルに戦えると伸びしろに期待した。 5年9000万ドル(約123億円=契約当時のレート)の契約2年目だった今季は、108試合に出場して、10本塁打、56打点、打率2割8分だった。
報知新聞社