ピエール瀧、松本人志&高須光聖との“運命の出会い”は!? 高須「当時、俺ら東京に全然知り合いがおらんときに2人でメシ食ってたら…」
◆高須光聖は偉そうな感じが全然ない!?
高須:「俺でよければぜひ!」って作家を引き受けたんだけど、そこからよく話すようになったのかな。「どんなことが好きなん?」とか「何見てたん?」とか、そんな話をしてたんちゃうかな? 瀧:そうかもしれないですね。それで連絡先も交換していただいたりして。 高須:あとは「モグラネグラ」(テレビ東京系)をやってるときとかに呼んでもらったりして。電気グルーヴが勢いを持って世の中に出る頃に呼んでもらって、それはそれでいい機会やったし、俺にとってもすごい新鮮やったのよね。「面白いな~、ミュージシャンでこういうセンスとこういうスタイルで出てくるパターンあんねや」と思って。 瀧:僕らにしてみたらテレビやラジオいろいろ出て、作家さんと呼ばれるような人たちとちょいちょい仕事したりしたんですけど、高須さんはいまだにそうですけど放送作家の偉そうな感じとか全然ないじゃないですか。 高須:いい感じでしょ! それ言うて~。前からそうやけど、俺、偉そうに思われてることもあるから(笑)。 瀧:そうなんですか!? 高須:全然偉そうじゃないし、スタイルも変わってないし、あんま偉そうではないねんけど、でもいろんな人がおるのよ。 瀧:そうですね。でも、俺らにしてみれば同じ目線で話ができる方。 高須:嬉しいわ~。 瀧:くだらないこと言っても「そんなんおもろいやん!」って採用してくれて、それで懐いた感じですかね(笑)。 高須:当時、卓球の連絡先も聞いたと思うねんけど、なんか卓球より瀧と会うことのほうが多かったのよね。なぜか連絡するのは不思議と瀧やったのよ。そんでたまにメシ行ったり、瀧の家にも行ったりね。独身時代も行ってるからね。 瀧:そうですね(笑)。 高須:初めて行ったとき「彼女も来るんです」みたいなことも言ってたもんな。そう考えたら長いな~(笑)。
◆2人の出会いを回顧「あの夜は重要な夜」
瀧:卓球くん、あの男はお笑いにも超詳しいマニアックなんですよね。僕は(出会った)当時、ダウンタウンのことあまりよくわかってなくて。 高須:ダウンタウンのVHS(ビデオテープ)を山ほど取り寄せてたっていうからね。 瀧:あいつはダウンタウンが大阪にいた頃からかぎつけて、大阪の友達にVHSを送ってもらってたんですよ。それで(出会った時も)あれは松本さん、高須さんだってわかって。 高須:すごいよね。 瀧:俺はそのとき「なんのこと?」って感じだったんですけど、「これはCD渡さなきゃ!」って。 高須:でも、明らかにあれで俺らの、少なくとも俺の頭には(電気グルーヴが)残って松本と話すことになってくし、電気グルーヴを身近に感じたのは間違いないのよね。あいつ(松本)なんて特に音楽に全く興味ないから、誰とどうこうとか全くないねんけど、「あの兄ちゃんたちがこんなくだらないことやってる」って俺が言うから、あいつの目にも電気グルーヴが入ってくるのよね。 瀧:そうか、じゃあ、あの夜以降なんですね。 高須:絶対あの夜は重要な夜やと思う。もちろん(それがなくても)どっかでは会ってるよ。でも、なんとなくそれやったらスッと終わってる感じがあんねんけど、(その前に)卓球と瀧とも話して、面白いのわかってるし、できるしっていうので一緒にちょこちょこやれたりした。 瀧:そうかもしれないですね。最初に会ったのがお互いプライベートな瞬間だったのがよかったかもしれないですね。 高須:そうなのよ。特に当時は俺ら東京に全然知り合いがおらんときやから。なんとなく2人でメシ食ってて、それでしゃべりかけてくれたから、なんかよかったのよね。だから、ああいう縁があるんやなって思ってる。 ーー引き続き瀧さんが出演した2週目の8日(日)の放送では、話題のNetflixシリーズ「地面師たち」撮影秘話などについて語っていただきました。 電気グルーヴ35周年ツアー“3594”が9月14日(土)の大阪・Zepp Osaka Baysideを皮切りにスタートします。詳細は公式サイトをご確認ください。 (TOKYO FMのラジオ番組「空想メディア」放送より)