「乳頭が裂けて真っ赤なバラのように!?」双子授乳は超過酷!双子ママが編み出した斬新な“同時授乳のスタイル”とは【作者に聞く】
二卵性双生児のポン子ちゃんとコン子ちゃん、三女のピイ子ちゃんを育てるママで、育児をテーマとしたエッセイ漫画をSNSに投稿し、子育て世代から大きな支持を集めているサヤ山サヤ(@saya_twins1125)さん。 【漫画】本編を読む ウォーカープラスでは「今日も三姉妹が舞う!~七転び八起き育児日記~」と題し、妊娠や出産、育児におけるさまざまなピンチを明るく乗り越えてきたサヤさんの奮闘記を、全編描き下ろしの連載形式でお届けする。 今回は、双子授乳について。 ※マンガの内容はあくまで著者の経験に基づく体験談となります。描写の内容がすべての人に当てはまることではないこと、著者の主観が含まれておりますことをあらかじめご了承ください。気になる方は医師などに相談されることをおすすめします。 ――双子の姉妹であるポン子ちゃんとコン子ちゃんですが、ミルクの飲み方に違いはありましたか? 産まれたときから母乳とミルクの混合で育てており、2人とも同じ量のミルクを飲んでいました。しかし生後5カ月ごろ、コン子が授乳を拒否しだして全く飲んでくれなくなり、その後はずっとミルクオンリーになりました。混合で育てた子は、どちらかにこだわるようになる子がわりといるそうです。当時は母親である自分が拒否されたような気がして悲しかったですね。 一方、ポン子はミルクも母乳もどちらも大好きな食いしん坊ベビーだったので、よく飲みよく寝て、生後半年ごろには双子に体格差が見られるようになりました(笑)。 ――夜間の授乳方法や、外出したときの授乳方法で工夫していたことはありますか? 夜間授乳について、私の場合ですが、夜になると母乳の出が落ち、寝たら回復する感じだったので、夜間はできるだけ腹持ちのよいミルクで対応していました。夜泣きしたときだけ寝かしつけに授乳をしていました。 双子育児では、親の睡眠時間を確保するために、いかに双子の睡眠リズムをそろえるかがとても重要になります。最初は片方が起きると、もう片方も起こしてミルクをあげていましたが、そのまま寝てくれず夜泣きコースになる場合がありました。そのため最終的に部屋を分け、授乳ができる長女は私、次女は夫が担当し、それぞれ起きた時にミルクをあげて寝かしつけるというスタイルに落ち着きました(笑)。もちろん夜泣きはお互い協力しあっていましたが、このころは夫婦ともに常に睡眠不足でヘロヘロでした…。 また、生後半年くらいまでは、授乳が必要なほどの長時間の外出は全くしませんでした!何かあったら怖くて、近所に買い物や散歩に行くだけで、遠出は一切しませんでした。半年経ってようやく双子のリズムが整ってから、車で出かけることができるようになりました。そのころは次女はもうミルクしか飲まなくて、長女だけ車内で授乳したりしていました。 ――授乳期間中、食事や体のケアなどで意識していたことがあれば教えてください。 とにかくできるだけ母乳を体内で作らないと2人分賄えなかったので、水分をたくさん摂っていました。すぐに喉が渇いてお腹が空くんです。お茶を飲んだコップを洗う暇もないので、しばらくは自分専用のピッチャーからラッパ飲みしていました(笑)。義母に見られた時はめちゃくちゃ気まずかったです…(いつもはちゃんとコップに注いで飲んでるんです!!)。 小腹が空いた時はあんこを使ったオヤツを食べていました。小豆は低カロリーで栄養豊富、授乳中の母体に優しいので。本当はチョコや洋菓子が大好きなんですけどね…(涙)。