北海道・岩見沢の積雪121センチ、平年の3倍超 道内80地点で今季最低気温 むかわ町穂別で氷点下20.7度
冬型の気圧配置が強まった影響で、北海道内は17日も道央や道北を中心に断続的に雪が降った。岩見沢市の最深積雪は午後9時時点で121センチに達し、平年の3倍を超えた。市内の路線バスが引き続き終日運休したほか、JR岩見沢駅構内の分岐器(ポイント)に雪や氷が詰まる不具合の影響で列車119本が運休または部分運休し、2万2500人に影響が出るなど、交通機関も大きく乱れた。 札幌管区気象台によると、岩見沢市の最深積雪が1メートルを超えたのは1946年の統計開始以来、2011年に続き過去2番目の早さ。最深積雪はこのほか、上川管内幌加内町朱鞠内で141センチ、後志管内倶知安町で137センチなど計6地点で1メートルを超えた。 寒さも各地で厳しくなり、道内80地点で今季の最低気温を更新。胆振管内むかわ町穂別で氷点下20.7度、十勝管内陸別町で同20.1度など。札幌市中央区で同8度を記録した。