「変態王子と笑わない猫。」小倉唯歌うエンディング曲は“聴くスイーツ”【アニソン四半世紀】
【小倉唯「Baby Sweet Berry Love」】 2013年放送のアニメ「変態王子と笑わない猫。」では、田村ゆかりと小倉唯がヒロインの姉妹を演じており、オープニング曲は田村の「Fantastic future」、エンディング曲が小倉の「Baby Sweet Berry Love」だった。 この2人の歌声をご存じの方なら分かると思うが、どちらの曲もまあ見事なまでにかわいさ大爆発のポップソング。特に「Baby Sweet Berry Love」は、もはや“聴くスイーツ”と言ってもいいほどで、糖分を控えている人にはオススメするのをためらってしまう甘さだ。 小倉がフルーツタルトを持ったCDジャケットの画像から伝わってくるイメージそのままの、極上のスイーツ系楽曲。年配のポップスファンなら、ナンシー・シナトラ(フランク・シナトラの娘)が1960年代に放ったヒット曲「イチゴの片想い」や「レモンのキッス」を覚えているだろう。そんな甘く、ちょっと酸っぱく、聴いているだけで口元が緩んでしまうようなタイプの曲の延長線上に「Baby Sweet Berry Love」はある。 日本でもアイドルポップスはもちろんだが、アニソンではアニメ本編の楽しさと連動して一段とスイートに。小倉が歌ういくつかの曲は、そのジャンルの中でもスイーツ感が飛び抜けている。 ちなみにこの曲に興味を抱いて聴いてみようと思ったアナタ、できればPVも見てほしい。小倉があの声であのビジュアルで歌い踊り、フルーツタルトまで作る。こんなかわいらしさの極みともいえる映像が付くと、甘さはさらに5割増しだ。
東スポWEB