今季は“正念場”か…もう後がない大物選手6人
中島卓也
・投打:右投左打 ・身長/体重:178cm/73kg ・生年月日:1991年1月11日 ・経歴:福岡工 ・ドラフト:2008年ドラフト5位 2023年は一軍定着後では自己ワーストとなる17試合の出場に終わった中島卓也。2015年に盗塁王を獲得したタイトルホルダーも、苦境に立たされている。 2008年ドラフト5位で北海道日本ハムファイターズに入団。高卒4年目の2012年に代走や守備固めで一軍に定着すると、翌2013年は二塁や遊撃のレギュラー格に。 2015年には全143試合に出場し、打率.264、34盗塁の好成績で盗塁王とベストナインに輝いた。翌2016年にも全試合に出場し、リーグ最多の62犠打を記録するなど持ち味を発揮。チームに欠かせない存在となった。 しかし、2019年は打率.220と低迷。その後はスタメンの座を若手に譲る機会が増え、出場機会が年々減少した。 2022年は外野にも挑戦し、17盗塁を記録するなど存在感を示したが、翌2023年は故障もあってわずか17試合の出場に。2024年シーズンで33歳を迎えるだけに、正念場の1年となりそうだ。
福田秀平
・投打:右投左打 ・身長/体重:182cm/77kg ・生年月日:1989年2月10日 ・経歴:多摩大聖ヶ丘高 ・ドラフト:2006年高校生ドラフト1巡目 FA宣言時には複数球団の争奪戦となった福田秀平。しかし、移籍後は思うような成績を残せず、2023年オフに戦力外通告を受けた。 2006年高校生ドラフト1巡目で福岡ソフトバンクホークスに入団。高卒4年目の2010年に一軍デビューし、翌2011年には22盗塁をマーク。故障もあって規定打席に到達したシーズンこそなかったが、ユーティリティープレイヤーとして貴重な戦力となった。 2019年は80試合の出場ながら、打率.259(規定未満)、9本塁打、26打点の好成績をマーク。同年オフに国内FA権を行使し、争奪戦の末に千葉ロッテマリーンズへ移籍した。 しかしながら、移籍初年度から故障に泣かされ、62試合の出場で打率.216と寂しい数字に。2021年以降はさらに出場機会を減らし、2023年もわずか3試合の出場に終わった。 同年オフに戦力外通告を受け、2024年シーズンはウエスタン・リーグに新規参入するくふうハヤテベンチャーズ静岡への加入が決まった。新天地でかつての輝きを取り戻し、NPB復帰を目指す。
ベースボールチャンネル編集部