「勇気与えるプレーを」 近江、センバツ旗に誓い /滋賀
今春のセンバツに出場する近江高校(彦根市松原町)で27日、センバツ旗の授与式があった。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 藤田文亮・毎日新聞大津支局長から、スクールカラーの青地に校章が入ったセンバツ旗が大石尚汰主将(2年)に手渡された。大石主将は「身の引き締まる思いです。能登半島地震の被災地に希望と勇気を与えられるよう、近江の野球を存分に発揮したい」と大会への意気込みを述べた。 授与式には県高野連から馬場光仁会長と大久保雅生理事長も出席。大久保理事長は近江を応援する高校野球ファンが増えていると話し、「甲子園ではスタンドが力をくれる。普段通りの野球で、念願の優勝旗を滋賀に持ち帰ってほしい」と激励した。 大会は3月8日に組み合わせ抽選会があり、同18日に開幕する。【伊藤信司】