「BOSS会」、EC企業の商談をサポート AIチャットボット「ビッグボス」の提供開始
EC経営者マッチングコミュニティー「BOSS会」を運営するBOSSマーケティング合同会社はこのほど、EC業界向けの商談サポートAIチャットボット「ビッグボス」の提供を開始した。「ビッグボス」は「BOSS会」に登録している約3500社の中から、協業先や支援先などを見つけることができるサービス。小柳快裕代表は、「『ビッグボスは無料で利用できる。今まで以上に企業とのマッチング、良い出会いの機会の場を提供していきたい」と話す。 【画像】チャットボットの利用イメージ 今回、「ビッグボス」の提供を開始した理由について、「当社は2020年からEC企業の課題解決を目的としたビジネスマッチングを行ってきた。だが、より便利に簡単に多くのニーズや課題解決の機会を生み出すことを目的にAIチャットボットサービスの提供を開始することにした」(小柳代表)と話す。 2024年8月時点では、EC企業限定でサービスを提供していたが、この度、支援企業含め全ての企業が同サービスを利用できるよう変更した。EC企業は協業先や意見交流をしたい企業、売り上げ拡大につながるサービスを提供している企業を探すことができる。一方、支援企業はサービスを紹介したい企業を見つけることができる。 サービス利用に伴い、1社1社ヒアリングする。「企業名や事業内容といった基本情報に加え、『現在のお悩みや課題』、『つながりたい企業やサービス』などをヒアリングする。その詳細情報を確認いただいた上で協業先やビジネスパートナー候補を探すことが可能だ」(同)と話す。 「ビッグボス」は生成AIを活用しているため、対話形式でユーザーが出会いたい企業に出会えるようサポートする。
日本ネット経済新聞