【バイクのニューモデル】モト・グッツィ新型車「V7スポーツ」発表! 伝統のV7シリーズが進化して、電子制御装備も充実
「V7」史上もっとも先進的なモデルとなる「V7スポーツ」
ピアッジオグループは2024年11月5日、モト・グッツィの新型「V7」シリーズを発表した。この記事ではニューモデルとなる「V7スポーツ」を紹介する。 【写真はこちら】新型車「V7スポーツ」の全体・各部・走行シーン、カラーは2色! モト・グッツィ「V7」の誕生は1967年までさかのぼる。21世紀になってからは、ピアッジオグループの一員になった後、2008年に復活を果たした。現行型は2021年に排気量を853ccに拡大してデビューした。 エンジンは伝統の空冷OHV2バルブ縦置きV型2気筒で、シャフトドライブを組み合わせる。個性的な鼓動感や味わい深い走りは継承されている。歴史あるイタリアンブランドの象徴的なモデルとして欧州ではもちろん、日本でも好評を得ている。 EICMA2024(ミラノショー)で公開された2025年型は、欧州の排ガス規制ユーロ5+に対応させつつ、4%のパワーアップを実現した。最高出力は67.3HP/6900rpm、最大トルクは79Nm/4400rpmを発揮。わずか3500rpmで95%のトルクを生む。 新型車「V7スポーツ」は、倒立フォークやダブルディスクのフロントブレーキを採用する、走りのグレードとなる。ライドバイワイヤや6軸IMUを採用し、専用のライディングモード、トラクションコントロール、コーナリングABSといった電子制御装備が充実している。クルーズコントロール、タイヤ空気圧監視システムも備わり、まるで高性能スポーツツアラーのようなパッケージだ。 それでいてスタイリングは、ひと目でモト・グッツィのV7シリーズだと分かるものに仕立てられている。大容量21Lの燃料タンクは健在で、 DRL(デイタイムランニングライト)付きのヘッドライトをはじめとするLED灯火類、スポーティな専用シート、バーエンドミラーなどが個性を主張している。メーターはスタイリッシュな丸形の液晶ディスプレイだ。
webオートバイ編集部