つなぎを使わない肉100%のルーマニア風ハンバーグ「ミチ」 富山市で話題の新店 コーヒー占いも
富山テレビ放送
富山の情報誌Takt11月号の特集は「話題の新店」です。 異国の本場の味を楽しめるお店を紹介します。 まずは、富山市総曲輪の大手モール駅の手前にある一番町珈琲。 今年3月に一番町交差点から移転オープンしました。 店を仕切っているのは富山市出身の大浦さんと、ルーマニア出身の妻マダリナさんです。 コーヒーはもちろん、富山では珍しいルーマニア本場の家庭料理も楽しめます。 それはこちら! つなぎを使わない、肉100%のルーマニア風のハンバーグ「ミチ」です。 *一番町珈琲 大浦英朗さん 「(ミチとは)棒状のハンバーグ。ルーマニアではバーベキューの時に必ずミチを焼いてビールと一緒に食べる。すり身揚げみたいな食感。むっちりもっちりでジューシー。口の中にほおばるとじゅわっと(肉汁が)出てくる」 そして、本場の味を再現するためのカギは、自家製のソースだといいます。 *一番町珈琲 大浦英朗さん 「マスタードにハーブのディルを混ぜたもの。辛いわけではなく、甘酸っぱい味がする」 特製のソースが肉の風味をさらに引き立て、深みのあるルーマニアの味を楽しめる一品です。 そして、コーヒーはもちろんルーマニアスタイル。 イブリックという特殊な容器を使用することが特徴です。 *一番町珈琲 マダリナさん 「これ(イブリック)がないとルーマニアの味はならない。冷たい水にコーヒー粉を入れて煮ている。甘み、酸味、苦味が出てきて濃い味になる」 飲み切ったコーヒーでなんと占いができるんだとか。 *一番町珈琲 マダリナさん 「残った粉がカップの周りに付く。その模様で占うのがルーマニアのコーヒー占い」 さらに、外はカリカリ、中はもちもちのルーマニアの伝統的なお菓子、クルトシュもおすすめですよ。 クルトシュ、ルーマニアコーヒー、そしてミチランチ、富山では珍しいルーマニア料理を味わえる店、一番町珈琲でした。 Poft?bun?!(お召し上がりください) 続いては、絶景と料理が楽しめる店、雨晴海岸のすぐそばにあるナポリピッツァ専門店’O Maestoです。 今年4月に高岡地域地場産業センターから移転オープンしました。 ここで楽しめる本場のピッツァはこちら! D.O.C。 ナポリで人気の最高級のピッツァなんです。 見た目はマルゲリータのようですが、イタリア直輸入の水牛のモッツァレラチーズとトマトソース、そして、チェリートマトとバジルのトッピングを加える伝統的な手法で作った生粋のナポリピッツァです。 その味は? *’O Maesto 近藤健太郎オーナー 「水牛のモッツァレラチーズを使っているので、すごくミルキーな感じに仕上がっているし、トマトはバランスのいいものを選んで、エキストラバージンオリーブオイルを最後にかけるのでオイルの香りもトマトの酸味もよく味わえる」 また、薪窯を使い、本場の食感を再現しています。 *’O Maesto 近藤健太郎オーナー 「ナポリピッツァは薪窯で焼くのが大前提。ナポリで作ったもの(薪窯)を日本に持ってきた。高温で焼けることと保温力がすぐれている。短時間で水分を閉じ込めて一気に焼き上げる。外がぱりっと中がもっちりとした食感。薪窯がないと焼けない」 食材と焼き方はもちろん。 食べ方にもこだわりがあります! フォークとナイフを使ってエレガントに楽しむのがナポリ流だそうです。 その他、富山の白エビとイタリアの南部、シチリアで取った塩を合わせた特別なピッツァもおすすめですよ~ *’O Maesto 近藤健太郎オーナー 「エビの香ばしさと、モッツァレラチーズの相性が良かったので、シンプルにモッツァレラチーズに白えびとシチリア塩のみで仕上げている」 ナポリ本場の味も、オリジナルのピッツァも楽しめる店、オ・マエスト、ピッツァ好きなら一度足を運んでみては? コーヒーでの占い、面白いですね。 どんな模様がでるでしょうかね?? 一番町珈琲では、定期的に占いやヨガなどのイベントも行っています。 そして、オ・マススト来年はテラス席を設置する予定です。 海風を浴びて、海の音を聞きながら、美味しいピッツァを食べられるのはなんとロマンティックですね。
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