【巨人】日本ハムに完勝し連敗6で止まる! 勝率は5割復帰 戸郷が魂の完投で6勝目 坂本が先制4号ソロ 吉川がダメ押しの2号3ラン
■プロ野球 交流戦 日本ハム 2-7 巨人 (14日 エスコンF) 巨人が日本ハムに5点差をつけ勝利。連敗は6で止まり、勝率も5割復帰した。 打線は2回に6番・坂本勇人の今季4号弾で先制すると、3回にも敵陣の失策、萩尾匡也の適時打でこの回2得点を挙げている。さらに5回、吉川尚輝は今季2号となる3点弾で突き放した。さらに7回にも萩尾の犠飛が飛び出し7点目。打線の大幅変更が当たり、大量得点した。 投手陣は先発の戸郷翔征が完投。9回2失点の好投で今季6勝目を挙げた。 巨人打線は1番ライト・丸、2番サード・増田大、3番センター・ヘルナンデス、4番ファースト・岡本和真、5番レフト・萩尾、6番セカンド・吉川尚、7番DH・坂本、8番キャッチャー・岸田、9番ショート・泉口というオーダーに。2番・増田大輝は今季初のスタメン出場を果たしている。 日本ハムの先発・山﨑福也に対する初回の攻撃、2番・増田大が四球を選び出塁も3番・ヘルナンデス、4番・岡本が凡退しスリーアウト。 巨人の先発は戸郷。今季はここまで5勝3敗、防御率1.83を記録している。前回登板の7日オリックス戦は8回を2失点の粘投も黒星を喫している。 立ち上がり、1番・郡司を邪飛に抑えると後続も抑え三者凡退。最後は好調の3番・水谷から見逃し三振を奪った。 続く2回、2死の場面で7番・坂本がアウトコースのチェンジアップを捉え、レフトスタンドへの今季4号となる先制弾を放った。 3回の攻撃、9番・泉口、1番・丸の連打で無死一、二塁となる。すると続く2番・増田大がバントを空振りする間に2塁走者の泉口が捕手からの牽制で刺されてしまう。しかし増田大の犠打で1塁走者を二塁に進めると、3番・ヘルナンデスがライト前方へ放ったフライを万波が落球し2点目。すると5番・萩尾にもセンターへの適時打が飛び出しスコアを3ー0とした。 4回裏、ここまで無失点の戸郷だったが、3番・水谷にアウトコースの直球を捉えられ、逆方向への第3号ソロ弾を献上した。 しかし5回の攻撃、3番・ヘルナンデス、4番・岡本の連打でチャンスを作ると6番・吉川尚が初球を捉え今季2号となるライトスタンドへの3点弾を放ち6ー1。一気に点差を5まで突き放した。 6回裏、1番・郡司にこの日2本目となる被安打を許すも後続を断った。 日本ハムの3番手・田中瑛に対する7回の攻撃は先頭の2番・増田大がレフト前への単打で出塁。ここで代走に入った門脇が2盗、さらに暴投の間に進塁し、無死三塁の好機を演出した。ここで5番・萩尾がセンターへの犠飛を放ち7点目を入れた。 その裏、6番・松本剛にインコースの直球を捉えられレフトスタンドへの1号ソロ弾を献上しスコアは7ー2。 8回の攻撃は8番・岸田、1番・丸が四球を選びチャンスメークも得点にはつながらず。 最終9回裏はここまで114球を投じている戸郷が続投。無失点に抑えゲームセット。 これで先発・戸郷は今季6勝目を挙げ、これで6勝3敗。