【高校野球】小山台が筑波大付に快勝で桜美林の待つ2回戦へ
◆春季東京大会▽1回戦 小山台 14―2 筑波大付=5回コールド=(2日、大田スタジアム) 小山台が筑波大付に14―2で大勝した。 初回、4番・笹谷亮太主将(3年)の左前適時打などで3点を挙げた小山台は、2回にも走者一巡の6得点。四死球、失策もあり2点を返されたが、4、5回に着実に得点を奪った。 5回途中からはマウンドにも立った笹谷は、「とりあえず勝ててホッとしているのが一番」と安どの表情を浮かべた。「終盤の強さ、粘りがなかったことは(ここまでの)課題だったけど、後半と試合の入りは大事にしようとやってきた」と意識して臨んだ今年初の公式戦。「バッティングのチーム」と誇る打撃の向上、失策の絡んだ2失点も反省しながら、次を見据える。2回戦では、昨秋16強の強豪・桜美林と対戦だ。この日は背番号1の舘野遥陽(3年)も温存。笹谷は「レベルも上がってくるし、楽な試合にはならない。先は考えずに一つずつ勝ち上がっていくことを再認識したい」と気合を込めた。(雑誌『報知高校野球』取材班)
報知新聞社