松本若菜「数年前にヘルニアを発症し手術。改めて身体が資本だと感じました」術後にはつえをついていた日々も
主演作が続き多忙な日々を乗り越える秘けつは
──松本さん自身が、必ず毎日カラダに取り入れているものはありますか? 「甘酒です。まだ飲み始めて4~5か月ですけれど、“いいよ”と聞いて、毎日必ず飲むようにしています」 連続ドラマの主演が続くなど、引っ張りだこの松本さん。そうした日常のケアの前に、実は数年前には大変な出来事を経験していた。 「数年前にヘルニアを発症したんです。それで3年ほど前に手術をして。まさに“カラダが資本だ”ということを改めて感じました。手術後も1年くらいは運動もあまりしないほうがいいと言われて控えていたのですが、2年くらい前からピラティスを始めました」 ※ピラティスは、インナーマッスルや体幹を使って身体を健康的に鍛えることを目的としており、もともとリハビリ目的で開発されていることもあり、幅広い人が行える人気のエクササイズになっている。 「ヨガのような呼吸法も取り入れられているんですけど、筋肉痛になるくらいしんどいんですよ。走ったりする運動は得意じゃなかったので、息が上がらないエクササイズでも、しっかり筋肉や体幹を鍛えられるピラティスが、めちゃくちゃ自分に合っていて、ハマっています。忙しいと月イチくらいになってしまうのですが、極力行けるときには週イチで行くようにしています」 実力と人気を伴い、絶好調でばく進中に映る松本さんだが、ヘルニアがひどい状態のときには、つえがないと歩けないほどだったとか。『はたらく細胞』では、体内細胞の一種・マクロファージさん役で、後半には殺陣も披露。現在の活躍の影には、カラダのピンチと、それを乗り越えた細胞たちの頑張りもあったのだと思うと、松本さんの細胞たちにも感謝したい。 まつもと・わかな 1984年、2月25日生まれ。鳥取県出身。’07年に佐藤健主演の『仮面ライダー電王』(テレ朝系)で女優デビュー。’17年に石川慶監督の映画『愚行録』で第39回ヨコハマ映画祭助演女優賞を受賞するなど、高い評価を受ける。’22年の連続ドラマ『やんごとなき一族』(フジテレビ系)では、「松本劇場」なる言葉まで生んだ怪演が大きな注目と支持を集めた。’24年は『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)でゴールデンプライムタイムの連続ドラマに初主演し、さらに『わたしの宝物』(フジテレビ系)と2期連続の主演を務めた。ほか出演作にドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系)、『復讐の未亡人』(テレ東)、映画『コーヒーが冷めないうちに』(2018)など。最新映画『はたらく細胞』が公開。2025年新春も『室町無頼』が控える。 望月ふみ
望月ふみ
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